設計・技術(I.T.C.)
金型製作実績2000台以上
高精度な工作機械の能力を極限まで活かした金型製作にチャレンジしております
金型を開発・設計から一貫して行う先進のR&Dシステム、それがI.T.C.(Innovative Technology Center)です。
設備を一新し、工程間の連携をシームレスにしたI.T.C.が2008年夏、タイヨーアクリスの技術拠点となりました。要望に正確に応えるのはもちろん、新しい技術の開発まで、未来を創造する現場としてありたいと願っています。
I.T.C.の設計
営業グループがお客様のご要望をお伺いし、「製品を確実に形にするためには何が必要か」徹底的な話し合いを行います。その後、受注いただいた後には金型製作の為のさらに徹底的な打ち合わせに移ります。
「金型検討会」において、仕様の打ち合わせを行います。試作・検討を繰り返し行い問題点を洗い出します。その改善をして、量産サンプルの品質が合格した後、「金型リリース会議」を行い量産へと繋ぎます。さまざまな検査を経てようやくお客様へ納品となります。
金型の製造例
※画像をクリックすると製品を拡大してご覧いただくことができます。
I.T.C.の設備と技術者
最新鋭の設備×「人」の眼、手、心 =高品質
タイヨーアクリスにとってはこの「人材」もまた最大の武器だと考えています。
プロファイルグラインダー加工(PG)
ワークを盤面に投影させ、部品形状をトレースした”パターン”というシートにワークを合わせ、線をなぞるようにR加工や切り上げ加工を主に行う加工機です。 保有台数:2台
放電加工(EDM)
フライスでは難しい溝形状加工や面押し(面打ち)加工の部品加工や 刃先裏のスクラップ逃がし穴(2番逃がし)を主に行っています。 保有台数:3台
ワイヤー放電加工(W.EDM)
精度を要する穴の加工を行います。 主にプレートの入れ子穴やダイの刃先加工を行います。 保有台数:4台(MITSUBISHI、SEIBU など)
マシニングセンタ
ダイセットやプレートの穴加工を行う加工機です。 最大セットサイズ:550mm 保有台数:1台
平面研削盤(G)
ワークの外形仕上げや形状仕上げ、また粗研磨などを行います。 保有台数:5台(ITC)